謹賀新年
新年明けました。本年もひっそりとよろしくお願いいたします。
今年も早々にいわゆるmngをしましたので書いていきましょう。
D80を買ってみた
実は昨年からフィルムカメラを始めました。
ジャンクヤードに転がっていたNikonのF601というカメラを整備して使えるようにしたのが始まりでして……。元々Canon信者(今は辞めました)な上にNikonはあまり良いメージを持っていなかったので、F601を使うのに若干抵抗があったのですが、いざ使ってみると意外にもしっくりくるきました。
しかし、フィルムカメラは結構お金がかかります。フィルムそのものは結構高い(最近は更に値上げ)ことや現像もいい値段する+現像するカメラ屋が遠方なので気が付くと数ヶ月触っていません。なんだかんだでレンズも2本購入したのでこのまま防湿庫の肥やしにするのも忍びなくなんとか出来ないかと思案してるところに面白い記事を目にします。
デジタルカメラにはフィルムの代わりに画像素子が搭載されています。最近はCMOSセンサーが主流ですが、デジタルカメラ黎明期にはCCDセンサーを搭載したカメラも存在しました。
今となっては過去の物と化したCCDセンサー機。しかし一部では画質や発色の良さが見直されているようです。
そこで思いついたのが、NikonのCCDセンサー搭載機を買ってみては、というものです。
該当するものでそこそこ新しい物はD80, D200, D3000。
そんなわけでやって来たのが……

D80です!
某フリマアプリでポイント割引後4000円ほどでした。状態はタバコ臭以外はかなり良好。ショット数も39000枚とそこそこ。ハンドストラップまで付いてきていい買い物が出来ました。
スペック的にはDXフォーマット(APS-C)1020万画素CCDセンサー、11点AF、SDカード記録と2023年時点でも十分にやっていけそうです。無論最近のミラーレス機のようにボディ内手振れ補正は無いので、レンズ側にお願いするか明るいレンズを使うかでカバーしましょうか。また、ISO感度もベース100~1600、拡張で3200までなので暗い場面は結構厳しそうです。その辺は工夫次第でどうにでもなります。
とはいえ、手持ちのレンズが
- AI AF Zoom Nikkor 28-200mm F3.5~5.6D(IF)
- AI AF Nikkor 50mm f/1.4D
なので広角~標準域が少し不安があります。そんな時は……

新たなレンズを召喚するまでです。新宿の某店で購入したのは
- SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO HSM
です(接客してくれたおにーさん狙ってたレンズすいません……!)
D80と同じくらいの年代のレンズですが、F2.8通し標準ズームレンズです。このシステムに解像度とかそういうのは求めていないので、年代は同じくらいがバランスも良くむしろ好都合です。
欲を言えばOS(手振れ補正)付きだったり広角端17mm始まりだとなお良かったのですが、本体が何台買えるんだという値段になってしまうので、この子にしました。
見た目非常によろしいのですが重量1kg超えましたね… pic.twitter.com/cPIFYXznT9— 谷町悠之介 (@Y_Tanimachi) January 4, 2023
こんな感じで全体で1キロを余裕で超えるカメラは久しぶりです。α6600で慣れた体には割と堪えますね……。
作例
作例として何枚か載せてみます。
撮ったRAWをDxO PhotoLab 6 Eliteで色味はなるべくそのままに現像してみました。
(17年前のカメラとレンズの補正プロファイルがあるのは凄い!)
夕方~日の入り前後の撮影でしたが、ブレも少なくいい感じに撮れました。というかエモいですね。こんなに絵になるとは思ってもいませんでした。最近の透き通ってカリッカリな画とは違う何かがそこにありました。
まとめ
システム全体で2万円行くか行かないかの買い物でしたがとても満足しています。
最近のカメラであるα6600には良い部分があり、17年前のカメラであるD80には良い部分がありました。共に別ベクトルの良さで、使い分けも楽しめそうです。
ただし、両方は持って歩けないな……。