β2(少しずつ追記していきます)
脱Adobeを掲げてはや数か月。なんだかんだでそれほど困っていません。特にRAW現像ツールに関しては、早い時期からDxO Photolab3に移行しており、やりたいことは概ねできています。PsやAiの代替ガイドは多いのですが、Lrの代替としてDxO Photolab3を薦めているサイトが非常に少ないのでひっそりと布教してみます。
どんなソフトウェアなのか
このソフトウェアの開発元であるDxOは、Googleから開発を受け継いだPs,Lr用のプラグインであるNik Collectionを開発しているフランスのメーカーです。いくつかのプロダクトがありますが、DxO Photolab(旧称:DxO OpticsPro)は、その中でもRAW現像を主にした画像加工ソフトウェアです。



メリット
・買い切り
脱サブスクリプション! 標準価格で19900円(Elite版)、セールだと30%とか50%引きになります。
・高度な編集能力
Lrでやりたいことの9割はこれでもできます。
・光学補正モジュール
Lrと違ってカメラボディ+レンズで補正を行うので補正精度には定評があるようです。
・Nik collectionとの親和性
同じメーカーなので連携はシームレスです。
デメリット
・マイナー過ぎてドキュメントがない
最大のデメリット。本はありません。資料は公式サイトのチュートリアルとウェビナーのみ。しかも英語のみという男気仕様。頑張るしかないですね。
・一部操作がわかりづらい
補正ブラシとか、色調補正のUIには癖があっていまだに慣れません。頑張れ。
・AI系に弱い
アドビのsensei的なものはありません。自力で補修などをやっていくしかありません。この分野はLuminar 4がさいつよだと思います。頑張りましょう。
・重い
Lrに比べると起動が非常に重いです(Aeほどではないですが、Prくらいは遅いです)。
つよつよPCで頑張るしか……。
結局どうなの?
◇向いている人
・Adobeに何か抱えている人
・英語が得意な人
・Nik Collection使い
・自力でいろいろやっていきたい人
◇向いていない人
・ドキュメントや本、講座がないと無理な人(Lr一択)
・加工とかすごくしたい人(Luminar 4がおすすめ)
・AIの力を借りたい人(Luminar 4かLrがおすすめ)
とにかくマイナーなのが悲しいです。ものすごくいいソフトウェアだし、サポートも日本語OKなのでもっと広まってもいいと思っています。
本がないのを悲しんでいたらむしろ書けと言われてしまいました。そこまで使い込んでいないのでまだ無理ですが、そこそこになったら技術同人誌で書きたいと思うくらい応援しているソフトウェアです。
もっと広まって!!