こんにちは、谷町悠之介です。
みなさん、カメラで撮ったデータはちゃんとバックアップしていますか?
谷町は10年以上の写真データを外付けのHDDバックアップしています。
バックアップできた分は一安心なのですが、SDカードが急にデータを読み込まなくなって困ったことがありました。こればかりはデータを諦めるしかありません。
しかし、こんな時データ復元ソフトがあると便利ではないでしょうか?
今回はEaseUS Data Recovery Wizardを用いてSDカードカードの中身を復元してみようと思います。
まずはSDカードを用意します。いつもEOS80Dで使用している子です。
使用後はフォーマットしているので、データは何にも入っていません。
SDカードリーダーに刺し、OSで認識させます。
EaseUS Data Recovery Wizardを起動します。
起動時にディスクの読み込みを行うので少し時間がかかります。
起動するとこんな画面に遷移します。
今回はSDカードの中身を復元したいのでIドライブを選択し、スキャンボタンを押します。
スキャン画面はこんな感じ。
この時点ではクイックスキャンで634個、ディープスキャンで1315個のファイルが認識できたようです。容量や状態にもよりますが概ね10分くらいでディープスキャンが完了します。
スキャンが完了するとファイルが選べるようになります。
一通りデータを眺めてみると、2年くらい前のデータが認識されいてかなり驚きました。
今回は今年の6月くらいに撮った紫陽花の写真を復元してみましょう。
こんな感じでプレビューも表示できるのでどの写真を選ぶ際には非常に便利です。
右下のリカバリーボタンを押すと、どこに保存するかが表示されます。適当にデスクトップに保存します。
1ファイルなので1秒程度で保存されました。速いですね。
画質の劣化もExifデータ消失も無いようでとても安心しました。
スキャン結果は保存できるので、後でゆっくり捜索なんて事もできるのはとても良いと思いました。
EaseUS Data Recovery Wizardを使ってみた感想
今回はSDカードの中身を復元というこのソフトの使い方の一つを提案してみました。
32GBのSDくらいなら10分でフルスキャンでき、Jpeg,RAW,MOVともに発見・認識できました。
しかも何回もフォーマットして完全に消えたと思っていた2年前のデータまで復元できるのは非常に驚きでした。
スキャンエンジンが優秀なのか、フォーマットが適当なのかわかりませんが、とにかく諦めかけていたデータも復元できる可能性があるのは大きな利点ではないでしょうか。
EaseUS Data Recovery Wizardは500MBまで復元できるfreeと全て復元が出来るProがあります(更に上位のエディションもありますが個人で使うのはこの二つ)。
Vectorプロレジ大賞での受賞歴もある良質なソフトだと思います。
SDカードだけではなくHDDやSSD等多様なデバイスにも対応し、一番恐いPCのデータが飛んじゃったにも対応できる素敵なソフトです。復元可能ファイルもOfficeファイルからPSDなどAdobeのファイル類もあるので、修羅場中にPC壊れたにも丁度良いのではないでしょうか。
Proは1万円切るくらいの値段なので、Freeで試してみて行けそうならProにアップグレードなんてものよいもしれません。転ばぬ先の杖的なソフトではありますが、1万円弱で安心が買えるならとても安いと思います。
今回はEaseUS Data Recovery Wizardざっくりと紹介してみました。
EaseUS Data Recovery Wizardのサイト
https://jp.easeus.com/data-recovery-software/drw-free.html
開発元のサイト
https://jp.easeus.com/