中古U1万円デジタル一眼を手に入れた話その2

2016-05-14

最近、都市型トレジャーハンターなんて新しい言葉をでっち上げた谷町です。
フリマ(リアルとネット)・リサイクルショップ・オークションと、様々な所に宝を探しに出掛けています。
ただ、同業者はかなり多いのでお宝を発掘することは希です。これは本物のトレジャーハンターもそうなのでしょうけど……。

そんな話はさておき、以前U1万円のデジタル一眼を手に入れた話を書きました。
あの時はオークションで怪しげなEOS 450D(kiss X2)を手に入れましたが、今回も怪しげな逸品を手に入れました。
まずはこちらをご覧下さい。

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はい、NEX-3さんです。E 18-55mm f3.5-5.6 OSSもついています。
お値段、付いているレンズの中古相場と概ね同じでした。おかしいだろ?
訳ありジャンクならまだしも、外装は美品で古いNEX-3,5系の持病である液晶のコーティング剥がれはなんと皆無。
レンズはチリ入りですが、それでも良品の範囲内。付属品もUSBケーブル・ストラップ・バッテリーチャージャー完備。
ファームウェアも初期のままだったので、きっと喜び勇んで買ったはいいけど使わないまま積まれていた積みゲーのような子だったのかもしれません。
沢山使ってあげるからね、ということでありがたく購入しました。

NEX-3は6年前の機種なので、中古相場も下がりきっていてボディだけなら5000円台で買えるみたいです。ただ、レンズはあまり画質の良くないらしいパワーズームでもそこそこの値段。初期のキットレンズもU1万するのを踏まえると、付属品込みで本当に良い買い物が出来ました。

Sonyのミラーレス最初期とはいえ、NEX-3は1420万画素APS-Cセンサーと大きなセンサー搭載で、背面液晶も3型92万ドットと今でも十分使えるスペックです。レンズを選べばDSC-RX100よりも画質は期待出来そう。魔のCarl Zeissレンズも「出すものさえ出せば」選び放題です。
更にマウントアダプタを介せばオールドレンズ沼にも入れるという凶悪仕様。恐いなぁ……。

欠点は将来性が無いことと、純正のストロボがショボいことくらいでしょうか。
将来性が無いことは、SonyがフルサイズEマウントに傾いてしまったのでどうしようもないです。ストロボは裏技(というか怪しいパーツ)を駆使するとニコン辺りのストロボが使えるらしいので、なんとかなるかもしれません。

ミラーレス一眼は前々から興味があって、レンズ資産を生かせるEOS M系や最近はまっているモノクロ撮影にもってこいなX-Pro2辺りを触っては溜息をついていました。
そんな中でひょんな事から手に入れたNEX-3。レンズ資産は生かせないし、どう使ったものやらと悩んでいますが、お散歩カメラから始めようかなと思う次第です。