ジャンクなNAS(LS-500GL)を復活させてみる 前編

こんばんわ、谷町悠之介です。
今日は久々にジャンクの修理日記だよ!

先日、大井競馬場で行われたフリーマーケットでトレジャーハンティングをしてきました。
ここのフリマは600スペースとかなり大きい規模な上に、いわゆる”プロな人”も沢山出展するので彫り台sものが結構な確率で見つかる面白いフリマです。相手がプロな分交渉はうまく行くかは微妙なのですが……。
かなり久々にこのフリマを見て回り、見つけてきたのが

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今回のおたから、Buffalo製のNASであるLS-500GLです。お値段驚きの400円でした。
状態は詳細不明、本体のみのジャンク品。
外装は埃・スレ・傷はあれど、400円の品にしては結構まともな方です。
どうせまともに動作するわけがないので、早速分解してみましょう。
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筐体はネジで止められているタイプなので、分解は容易に出来ました。
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HDDはWD製のWD5000AAKS。2008年製でした。
中身に変なものが入っていたら嫌なので、HDD-USB変換ケーブルでディスクの状態などを見てみます。
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ThinkPadさんに繋げてみましたが、ディスクは問題無く認識されました。中身は当然Windowsからは見られません。見る気も無いので適当にパーティション破壊します。
S.M.A.R.T.の値はご覧の通り満身創痍。NAS本体の動作確認したら交換した方がよさそうです。

分解ついでに中の埃をブロワーで吹き飛ばします。メーカー製デスクトップPCが分解出来れば簡単に分解出来ます。ただ、電源基板がむき出しなので感電注意。不安な方はディスクの交換だけにしましょう。
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メイン基板
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電源基板とファン。触るな危険。ファンはプラスチックのピンで軽く留められているだけなので簡単に取り外せます。

埃を軽く取り去った後に再度組み立て。
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これで組み上げ完了。

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この状態で軽く動作確認をしてみます。
ThinkPadさんのWiFiをoffにし、LANケーブルでNASと直結します。そしてパワーON。
電源はつきましたが、数秒後にエラーアラートのブザーが鳴りました。
ファームウェアが飛んでいるようで、更にファンが回っていないようです。
ファームウェアは再度書き込めばどうとでもなりますが、ファンが回っていないのはいただけません。
とりあえず、ファンの交換を試してみることにしましょう。

次回に続く。