こばうなです、谷町悠之介です。
唐突ですが、引越しすることになりました。
少し前に嫁が近場で良い物件を見つけたというので、将来の事も考えて見に行こうということになったのが今回の話の発端です。
嫁は住まいに対しての要望があまりにも多すぎるので物件選びには苦労したそうですが、運が良いことに今の住まいから歩いて行ける範囲内で要望ドンピシャの物件がありました。
で、先日内見に行ったのですが……中々に良い物件でした。綺麗だし、設備も充実しています。
非の打ち所がない……と思いきや、とある騒音が気になりました(場所が特定されるので細かくは書きませんが……)。室内にいてかつ慣れれば何ともないのですが……設備の割に家賃が安かった理由はここなのでしょうか。
少し相談して、此処に決めることにしました。騒音に関してに目つぶっても家賃と設備の良さはピカイチです。競争倍率も高いそうなので半ば即決で決めました。
ところが……。
いざ契約を結ぼうと、管理している不動産屋さんで申込書を書くところで雲行きが怪しくなりました。愛想の無いおばさんが突き出した申込書に二人の個人情報を記入していき、おばさんに渡すと、私のことでかなり突っ込まれました。
曰く、家で仕事って何しているのか? IT系? なんなの? 小説書いてる? 本出てるの? 実績は? そして収入は?
どうやらかなり気になっているというかお気に召さないようです。イキテイテゴメンナサイ
その辺何とか説明するとおばさんは釈然としないような顔をしながらも申込書を大家さんに渡して審査するといいました。
……で、審査、見事に落ちました。
100%私のせいでしょうか。嫁の地位、収入は今のご時世を考えれば十分すぎるほどです。
それでいて落とすということは私がネックになっているのだと思います。後考えられるのは新婚夫婦だから将来子供が出来たら騒音がーとか思ったのでしょうか。
何度もしつこく落ちた理由を聞いても教えてくれなかったということは明確な判断基準は無く、大家さんがフィーリングで決めたことなのだと思います(フィーリングや直感で決めることが多々あるそうで……)。
嫁はかなり凹んでしまって本当に申し訳なく思いました。
それから数日後、地元の不動産屋さんを何となしに眺めていたら嫁が「そういえばこの不動産屋さんで今の部屋契約したんだよねー」と言っていたので何となしにその不動産屋さんに入ってみました。
エネルギッシュなおにーさんに希望条件を話してみたら……見つけました。奇跡的な物件。
何でも2日前に出たばかりの物件で、超人気物件。何でも関西の人からも引きあるほどの物件だそうで、これを逃すと多分で無いという代物。
これは……と思い、その場で手付金渡して申込書を書きました。
今回は私の収入とかは普通に書き、小説のことは書きませんでした。嫁の収入はそのまま。
……で、今度は審査通りました。
小説の事書かなかっただけで書いたことは同じです。なのにこの変わりよう。大家さんのフィーリング、よく解りません。
で、先週末内見してきました。
条件は先のところに比べると若干落ちますが、此方の方が部屋面積はずっと広いです。少し昭和の香りがするところも幾つかありますけれどリフォームしてくださるそうなので安心できそうです。
内見後、正式に契約を結びました。
これで何とか引越しが出来そうです。嫁が前々から置きたいと思っていたコタツに合体させるようなソファー(これに入り込んだら最後!というくらいの人を堕落させる兵器!)も置けそうです。
個人的にはインターネット回線がフレッツ光のままなら問題ないし、台所も広ければ言うこと無しです。
さて、次は引っ越し業者の選定です。
これは本当に疲れました。営業の人が訪問してきて20分くらい家の中を見て見積もりを出して貰う×5だったのですけれど、何とも疲れてしまいました。
一部じゃ足下を見られているし、一部は舐めた対応されてブチ切れ金剛だし、値段交渉が面倒だしヘトヘトになってしまいました。
結局5件の見積もりの中で地元密着型で評判が良いところに嫁が値段交渉して納得値段が出たのでそこにお願いすることにしました。
コタツも既に買ったし、ライフラインの手続き+ネット回線の工事の手配(19日に! 超重要!!)も済ませたし、後は引っ越し業者から段ボールやら貰って箱詰めして引越しの日を待つだけです。
何事も無いといいのだけどね……。